光ファイバケーブル
光ファイバは、コンピューターの電気信号を光信号に変換して伝送する通信ケーブル。光ファイバは3層構造。中心部からコア・クラッド・外被。
コアとクラッドは共に石英ガラスやプラスチックで形成される細い繊維状の物質
- コア:屈折率が高い
- クラッド:屈折率が低い
「パースペックス」アクリル棒に入射された光が内部を伝わる様子
By BigRiz (First upload: (Sep 25 2004) en:Wikipedia) [GFDL or CC-BY-SA-3.0], via Wikimedia Commons
ノイズの影響を受けにくい・長距離通信に適している・高速データ通信が可能
- 複数の光ファイバケーブルを1本に束ねても干渉しにくい。
- 光信号は電気信号に比べてはるかに大量のデータを一度に伝送可能。
シングルモードとマルチモード
光ファイバの伝送距離は、コア径(ファイバの直径)によって異なる。コア径が小さいほど長距離の伝送が可能。光ファイバケーブルは、シングルモードファイバとマルチモードファイバの2種類に分類される。
- シングルモードファイバ(Single Mode Fiber : SMF)
- マルチモードファイバ(Multi Mode Fiber : MMF)
SMF | MMF | |
---|---|---|
コア径 | 9.2μm細く曲げに弱い | 50μmまたは62.5μm太く曲げに強い |
伝送距離 | 最大40Km | 最大約2km |
発光源 | レーザーダイオード | 発光ダイオードレーザーダイオードの場合もあり |
伝搬モード | 1つのみ | 複数存在 |
モード分散 | なし | あり |
帯域 | 広帯域 | 低帯域 |
コスト | 高価 | 安価 |
主な光ファイバコネクタ
以下のうち、SCがよく使われている。- SC プッシュプル型
- ST バヨネット締結型
- FC ネジ締結型
- LC プッシュプル型
同軸ケーブル
昔のイーサネットで10BASE5、10BASE2に使用されていた。今でもテレビやCATVのアンテナケーブルとして使われている。シリアルケーブル
Ciscoルータがサポートしているシリアルケーブルの規格
- EIA/TIA-232
- EIA/TIA-449
- v.35
- X.21
- EIA-530
シリアルWAN接続の例
シリアルWAN接続の例 |
- DTE (Data Terminal Equipment : データ端末装置)
- DCE (Data Circuit-terminating Equipment : データ回線終端装置)
DCE・・モデム・DSU・ターミナルアダプタなど